長門文化協会「長門文化協会だより」寄稿に、「プロジェクトMギネス」の原稿依頼があった。
■プロジェクトMギネス [みすゞ燦参SUN2009公式サイト]
どうせなので、ブログにアップしておく。
乱文等お許しを。
12万枚の笑顔で完成した世界一大きなみすゞさん
~「プロジェクトMギネス」10ヶ月間の奮闘記~
みすゞ燦参SUN実行委員会
小崎真一
毎年夏に行っている「みすゞ燦参SUN」も昨年で6年目。毎年様々な企画で観光客のおもてなしを行っているが、中でも継続して行っている事業が、メッセージの入ったかまぼこ板でモザイク画を作る「プロジェクトM」。みすゞ通りに5ヶ所設置しており、観光スポットとして定着してきている。
3月初旬、このモザイク画をよりアピールしようとする案が浮上。それが中国で作られた10万5千枚の写真モザイク画のギネス記録に挑戦である。大きさを計測すると、ルネッサながとのアリーナ床面すべてを敷き詰める大きさ。誰もが想像を絶する大きさで、実現可能なのかわからない状況のまま、当初の企画内容をすべて捨て、無謀な挑戦に踏み切った。
まず大きな壁に当たったのが、写真の収集方法。長門市の人口は約4万人、3倍という途方もない数字である。これには議論に議論を重ねた。個人情報がとかく言われる昨今、なかなか結論が出ない。手探りの状態で、考えつくあらゆる方法で、4月中旬に写真収集を開始する。
まず学校や団体への写真提供及び撮影の依頼。ご多忙の中どこでも快く引き受けてくださった。次にパソコンや携帯電話からのインターネットを利用した募集。現在流行となっているコミュニティなどもフルに活用しながら、国内はもとより海外からも写真が届いた。また7月からはネット配信を使った番組で、スタッフの奮鬪ぶりを放送した。
そして大きな原動力になったのが、色んなイベントに行っての撮影。マツダスタジムに3度行き、多くの野球ファンの笑顔を撮影した。そしてあらゆる花火大会や夏祭り・文化祭など各種イベントには市内、市外を問わず撮影に行った。集まった写真全体の約6割は、この方法だったように思う。
12月25日に12万すべての写真が揃い、いよいよ大晦日の完成の日。製作ボランティアを含め総勢222名のスタッフが集まり、写真の貼り付け作業を1日で行った。そして1月8日には、ギネス社公式認定員の方をお迎えし、写真による巨大モザイク画の世界一の称号を無事頂いた。
1月1日から9日までは一般公開を行い、約3000名越える方々が来場された。会場でのアンケートやお声を頂いたが、特に「ありがとう」という言葉をよく聞いた。この言葉が疲れを吹き飛ばしくてくれる。またよく耳にしたのが「解体がもったいない」である。我々もそうは思う。しかし保存方法、展示場所、予算面を考えると、これが精一杯。この無謀な記録に挑戦し、市民の手で達成した事実を、これから先つなげていく方法を考えていきたい。
あの会場から何ともいえない神聖な空気が漂っていた。それは1枚1枚の笑顔の写真に込められた様々な想いから出ているのかもしれない。今年のお盆にはまた再展示を検討中。あの大きなみすゞさんに逢える日を楽しみにしている。
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